コンテンツへスキップ

HSK2とは?試験内容・合格点・HSK1との違いと勉強法

HSK2は、基礎的な中国語の聞き取りと読解を測る試験です。2026年8月3日時点の通常試験はHSK 2.0方式で、リスニング35問と読解25問の計60問、全体で約55分、200点満点中120点以上が合格です。2026年1月31日にHSK 3.0の試行試験が行われましたが、公式案内では通常試験は2.0方式を継続し、3.0の正式開始時期は別途通知するとされています。受験前には必ず申込画面で方式を確認してください。

2026年の通常HSK2の試験構成

科目 問題数 解答時間の目安
听力/リスニング 35問 約25分
リスニング解答の転記 – 3分
阅读/読解 25問 22分
合計 60問 約50分

これに受験者情報を記入する5分を含め、試験全体は約55分です。通常HSK2には作文科目はありません。リスニングと読解が各100点、合計200点満点で、合計120点以上が合格です。成績は試験日から2年間有効と公式ページに記載されています。

紙試験と会場でのコンピューター試験では操作や解答方法が異なります。試験日、会場、受験方式、持ち物は申込時の案内を優先してください。

HSK1との違い

項目 HSK1 HSK2
合計問題数 40問 60問
リスニング 20問 35問
読解 20問 25問
全体時間 約40分 約55分
満点・合格点 200点・120点 200点・120点

HSK2では、単語を一語ずつ知っているだけでなく、短い会話から人物・場所・時間・予定・理由をつかむ力が必要です。読解でも、否定、数量、語順、前後の文の関係を見て答える問題が増えます。

HSK 3.0と混同しない

2026年1月31日、一部会場でHSK 3.0の試行試験が実施されました。しかし、これは通常試験がすべて3.0へ切り替わったという意味ではありません。公式通知には、2026年の通常試験は2.0版を継続し、3.0の正式開始時期は別途通知すると明記されています。

広告
  • 誤:2026年のHSK2はすべてHSK 3.0で実施される。
  • 正:通常試験は2.0方式が継続中で、3.0は試行と正式開始を区別する。

検索記事や教材の表だけで判断せず、自分が申し込む日程と会場の公式表示を確認しましょう。

HSK2で優先する四つの力

1. 否定を聞き落とさない

  • 我没吃饭。
    Wǒ méi chīfàn.
    私は食事をしていません。

  • 我已经吃饭了。
    Wǒ yǐjīng chīfàn le.
    私はもう食事をしました。

「不」「没」「还没」「已经…了」に注目すると、出来事が起きたかどうかを判断しやすくなります。

  • 誤:我没吃饭了。
    Wǒ méi chīfàn le.
    完了を否定する基本形では、文末の了を外します。
  • 正:我没吃饭。
    Wǒ méi chīfàn.
    私は食事をしていません。

2. 時間・数量を文の中で取る

  • 我们下午三点见。
    Wǒmen xiàwǔ sān diǎn jiàn.
    午後3時に会いましょう。

  • 我买了两本书。
    Wǒ mǎi le liǎng běn shū.
    私は本を2冊買いました。

数字だけでなく、その数字が時刻、値段、個数、日付のどれを示すかまで確認します。

3. 文と文の関係を読む

  • 因为下雨,所以我没去。
    Yīnwèi xiàyǔ, suǒyǐ wǒ méi qù.
    雨が降ったので、私は行きませんでした。

  • 今天比昨天冷。
    Jīntiān bǐ zuótiān lěng.
    今日は昨日より寒いです。

原因と結果、比較、逆接などの合図を見つけると、全文を日本語へ訳さなくても中心情報を取れます。

4. 音と意味を結び付ける

語彙は漢字と日本語訳だけでなく、声調付き拼音と短文で覚えます。

  • 一起去吧。
    Yìqǐ qù ba.
    一緒に行きましょう。

  • 你去过北京吗?
    Nǐ qùguo Běijīng ma?
    北京へ行ったことがありますか。

吧、吗、过はここでは軽声で ba、ma、guo と表記しています。

一日40分の勉強例

  1. 8分:HSK1を含む既習語を、声調付きで音読する。
  2. 10分:短い会話を解き、人物・時間・最後の決定をメモする。
  3. 8分:台本を確認し、聞こえなかった一文をまねて読む。
  4. 10分:読解を形式別に解き、答えの根拠へ印を付ける。
  5. 4分:誤答を「語彙・音・文法・時間配分」に分類する。

新しい語だけを覚える日を作るより、毎回短くても「音を聞く → 文を読む → 自分で言う」をつなげる方が弱点を見つけやすくなります。

6週間の進め方

  • 1週目:HSK1の語彙、発音、基本語順を復習する。
  • 2週目:時刻、数量、量詞、日常動作を文で覚える。
  • 3週目:不・没・了・过・在を区別する。
  • 4週目:会話を聞き、人物・場所・結論を取る。
  • 5週目:読解を形式別に解き、根拠を説明する。
  • 6週目:公式形式の問題で時間配分と誤答原因を確認する。

HSK1の問題で迷う場合は、無理に6週間へ収めず、最初の復習期間を延ばしてください。

短い練習

  1. 2026年8月3日時点の通常HSK2は何問ですか。
  2. 通常HSK2に作文科目はありますか。
  3. 「私はもう食事をしました」を中国語にしてください。
  4. 誤りを直してください:我没吃饭了。
  5. 「今日は昨日より寒いです」を中国語にしてください。

解答

  1. 60問です。リスニング35問、読解25問です。
  2. ありません。通常HSK2はリスニングと読解です。
  3. 我已经吃饭了。/Wǒ yǐjīng chīfàn le.
  4. 我没吃饭。/Wǒ méi chīfàn.
  5. 今天比昨天冷。/Jīntiān bǐ zuótiān lěng.

関連記事

中国語の記事一覧を見る

中国語教科書

中国語を順番に学びたい方へ

まずはこの記事の例文と練習を終えてください。発音・声調・文法・会話・HSK対策を順番につなげたいときは、日本語ネイティブ向け中国語教科書の制作状況を確認できます。

中国語教科書の制作状況を見る
教科書の販売は現在準備中です。

参考資料(公式情報)

確認日:2026年8月3日

広告

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です