コンテンツへスキップ

関係代名詞はいつ学ぶ?who・which・thatで2文をつなぐ基本

関係代名詞は、主語と動詞の基本、名詞・形容詞の区別、現在形と過去形が分かった後に学ぶと理解しやすくなります。中学英語をすべて完璧にしてから待つ必要はありません。「2つの短い文を、同じ人・物を手がかりに1文へまとめる文法」と考えるのが入口です。

たとえば、I met a woman. She works at the library. の2文は、I met a woman who works at the library. とまとめられます。who works at the library が、前にある a woman を説明しています。

関係代名詞は名詞の後ろに説明を足す

日本語では「図書館で働いている女性」のように、説明を名詞の前に置きます。英語では先に名詞を出し、その後ろへ説明を続けます。

  • 日本語:私は「図書館で働いている」女性に会いました。
  • 英語:I met a woman [who works at the library].

この語順の違いが、関係代名詞を難しく感じる大きな理由です。まず先行詞となる名詞を見つけ、角括弧の部分がその名詞を説明していると捉えましょう。

who・which・thatの基本

先にある名詞 基本の選択
who The man who called me was kind.
物・動物 which The book which is on the desk is mine.
人・物・動物 that The train that stops here goes to Kyoto.

The man who called me was kind. は「私に電話をくれた男性は親切でした」、The book which is on the desk is mine. は「机の上にある本は私のものです」という意味です。

広告

that は人にも物にも使えますが、すべての場面で who / which と交換できるわけではありません。特に、コンマで補足情報を挟む非制限用法では通常 that を使いません。

主格と目的格を見分ける

関係代名詞の直後に動詞が来る場合、その関係代名詞が説明部分の主語です。

  • I know the student who speaks French.
  • 私はフランス語を話すその学生を知っています。

who の直後が speaks なので、who は「その学生が」という主語の役割です。この主格の関係代名詞は省略できません。

一方、関係代名詞の後ろに別の主語と動詞がそろっている場合、関係代名詞は目的語の役割を持つことがあります。

  • This is the book that I bought yesterday.
  • これは私が昨日買った本です。

that の後ろに I bought があり、thatbought の目的語です。制限用法の目的格なら、This is the book I bought yesterday. のように省略できます。

2文を1文にする手順

次の2文をまとめてみましょう。

The woman is my teacher.

She is wearing a blue jacket.

  1. 同じ人を指す The womanShe を見つける。
  2. 説明される名詞 The woman を先に置く。
  3. She を人に使う関係代名詞 who に替える。
  4. The woman who is wearing a blue jacket is my teacher. とする。

訳は「青い上着を着ている女性は私の先生です」です。英語を読むときは、最初の The woman を覚えたまま、who ... jacket を説明として受け取り、その後の中心動詞 is へ戻ります。

よくある誤りを直す

誤り 正しい形 確認点
the person which helped me the person who helped me 人には基本的に who
the book who is popular the book which is popular 物には which
I met a woman who she works here. I met a woman who works here. who 自体が主語なので she を重ねない
the book what I bought the book that I bought 先行詞がある基本形では what にしない

会話では目的格の人に who や省略形がよく使われ、whom は比較的改まった文体で見かけます。初級段階では、まず主格か目的格かを見分ける方を優先して構いません。

長い文は動詞を数えて読む

The book that my friend gave me is useful. には、gaveis の2つの動詞があります。that my friend gave meThe book の説明で、文全体の中心は The book is useful. です。

長い文に出会ったら、次の順で読みます。

  1. 関係代名詞の前の名詞を囲む。
  2. 説明部分の主語と動詞を見つける。
  3. 説明部分をいったん外し、文全体の骨格を読む。
  4. 最後に説明を名詞へ戻す。

4問で確認

  1. 2文をつないでください:I have a friend. He lives in Canada.
  2. 選択してください:This is the camera who / which I use.
  3. 省略できる関係代名詞を答えてください:The cake that Aya made was delicious.
  4. 誤りを直してください:The woman who she called me is my aunt.

解答

  1. I have a friend who lives in Canada.
  2. which。物を説明しています。制限用法の目的格なので、This is the camera I use. と省略することもできます。
  3. thatAya が説明部分の主語で、thatmade の目的語です。
  4. The woman who called me is my aunt.。主格の whoshe を重ねません。

関連記事

英語の記事一覧を見る

英語教材

英語音読・書き取りコース 第1巻で続ける

まずはこの記事の例文と練習を終えてください。さらに音読・ディクテーション・読解・作文を順番につなげたい方は、全24課のPDF英語教材で学習を続けられます。

英語教材の内容を見る
全24課・515ページ / noteで販売中

参考資料

広告

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です