
英語を聞いて書こうとすると、知っている単語も抜けてしまう。「もっと聞かないと」と同じ音声を流し続ける前に、間違いの種類を分けてみましょう。音が分からなかったのか、単語を知らなかったのか、つづりを書けなかったのか。同じ空欄でも次に必要な練習は変わります。この記事では、短い文で確認できる手順と、答え合わせ後の復習方法を紹介します。最初から長い文章を全部書く必要はありません。
原因1:単語を知らない、意味を思い出せない
たとえばI leave home at eight.のleaveを知らなければ、何度聞いても文を組み立てる手がかりが少ないままです。答えを見たらleave homeで「家を出る」と確認し、I leave home at seven.など時間を変えて読みます。ここでは未知の単語を聞けなかったことを、発音だけの問題にしないのが大切です。音声を聞く前に必要な語を確認する練習と、未知語も含めて聞く確認テストを分けて考えると、難しさを調整できます。
原因2:文字と音が結びついていない
英文を見れば分かるのに聞き取れない場合は、音声を聞きながら文字を追います。atやaなどの短い語は、いつも辞書の見出し語と同じ強さで発音されるわけではありません。単語の境目にも注目してください。ただし「この音は必ず消える」などの固定的な規則に当てはめず、使っている音声で実際にどう聞こえるかを確認します。一文を聞き、止めてまねし、文字を隠してもう一度聞くと、確認する対象を狭められます。
原因3:つづりや文法の形で止まる
eightの意味は分かったがつづりが出ないなら、つづりの確認が課題です。He works at a cafe.のworksをworkと書いた場合は、語尾の音を確認するとともに、三人称単数の現在形も見直します。音だけ、文法だけと決めつけず、両方の手がかりを使います。書き取った文を答えと並べ、聞こえなかった箇所に線、つづりを間違えた箇所に丸など、簡単な印を付けてください。全部を赤く直すより、次に直す一か所が見つけやすくなります。
短文練習:答えを閉じて一文ずつ試す
このページの例文は練習方法を試すためのオリジナル例文です。I leave home at eight. / He works at a cafe. / We study English after dinner. を教材の音声や端末の読み上げ機能などで一文ずつ聞き、英文を見ずに書いてみてください。読み上げ機能を使う場合も、学習用の補助として利用し、実際の会話や辞書音声と発音を確認します。最初は一回で完成させず、二回目で足す部分を確認します。例文を読んでしまった方は、翌日に隠して試せます。
答え合わせ後は、三つの作業をする
第一に、意味を説明します。三文はそれぞれ「私は8時に家を出ます」「彼はカフェで働いています」「私たちは夕食後に英語を勉強します」です。第二に、音声のあとに続いて読みます。第三に、英文を隠してもう一度書きます。正解を一度写して終わると、どこを記憶から作れたか分かりません。翌日に同じ文を再確認し、間違えた語だけでなく文として再現します。聞き取りと書き取りを行き来する時間を、短くても確保してください。
教材を選ぶときは解答と音声の対応を見る
音声の量だけで選ぶより、本文と音声の番号が対応しているか、解答や訳を確認できるかを見ます。第1巻は音読から書き取り、読解、作文へ進む全24課のPDFで、全24課の英米音声を購入者用ページで利用できます。全文を書き取るのが難しい日は一文だけに減らすなど、自分の負担に合わせて使えます。音とつづりそのものに迷う場合は、先に第0巻の内容を見るのも一つの方法です。
次の練習を探す時間を、学ぶ時間に変える
この記事の練習で、自分のつまずきが見えたでしょうか。次に必要なのは、難しい教材へ急ぐことより、同じ手順を別の例文でも繰り返すことです。独学で毎回「何を読むか」「どの音声を使うか」「答えはどこか」を探すのが負担なら、練習の順番が揃った教材が候補になります。
英語音読・書き取りコース 第1巻は、全24課・515ページ。英米音声は全24課に対応しています。2,980円(税込)。PDF教材なので紙の冊子は届きません。音声は購入者用ページで再生し、インターネット接続が必要です。
今使っている教材で同じ練習ができるなら、まずはそれを使ってください。新しく選ぶ場合は、対象レベルと収録内容を確認し、ご自身の悩みに合うかで判断できます。
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