こんにちは、Saranaです。

今回は、モンゴルと内モンゴルの中でも特に大きな違いである”文字”、特にモンゴル国に焦点を当ててみたいと思います。

モンゴルの草原とゲルの写真です

モンゴル国で使われている文字

キリル文字

モンゴル国で使われている文字は、ロシアと同じく”キリル文字”です。もう少し言うと、ロシアで使われているキリル文字にプラス2文字付け加えます。

上の写真の右下の文字がキリル文字で、”モンゴル”と書いています。(フォントが筆記体風ですので、少しわかりにくいかもしれません。)

内モンゴルで使われている文字を解説している記事の中に書いておりますが、表記と読み方がたまに違う伝統的な文字とは異なり表記通りに読めるので、外国人にとってはキリル文字の方が学びやすいかもしれません。

ただ英語と似ているようで違う文字を使っていますし、似ている文字も発音が違っていたりするので、学び始めの時は混乱すると思います。

例えば…
P は ローマ字のR(巻き舌)
H は ローマ字のN
など…。

もちろん同じ発音の文字もありますがほんの少しなので、個人的な意見ですが、新しく文字を学ぶ感覚でいた方がいいかもしれません。でも見たことある文字が多いと思うので、すぐに慣れると思います。

モンゴル国の飛行場についた途端キリル文字が溢れているので、慣れておくと旅行するときに助かります。

上の写真はモンゴルで使われているキリル文字の大文字のキーボードです。

同じく小文字のキーボードです。

いつから使われているか?

1940年代、ソ連軍の進駐によって使われるようになったそうです。聞くところによると、当時キリル文字を読めなければ生活が(食べ物を手に入れることも)できなくなったため、普及していったそうです。

ちなみに戦後の日本もGHQによってローマ字表記に変えさせる圧力を受けたらしいですが、識字率が90%以上と高く失敗したそうですね。平仮名だけでなく漢字があるにも関わらず、すごい結果です。

でもモンゴル国では1900年代初めは1%を切るほど識字率が低かったそうで、残念ながらキリル文字化されていきました。

これからは?

実は昔から伝統モンゴル文字に戻そうという動きがずっとあったようなのですが、これまではなかなかうまくいきませんでした。

実際的に考えて、全国民を新しく教育し直すのには相当の労力がいりますよね。特に年配の方にとっては難しいかもしれません。…でも、

2025年までに、モンゴル国は伝統モンゴル文字に変えようとしているらしいのです!

すごいですね。
今まで世界中でたくさんの文字が使われなくなっていったことを考えると、ぜひ成功させていただきたいです。

しかも内モンゴルではそれに逆行する動きが出ているだけに、頑張って伝統モンゴル文字をモンゴル国でも復活させて欲しいですね。

では、これから変えようとしている伝統モンゴル文字とはどんな文字なのでしょうか?

伝統モンゴル文字についての記事はこちらから。

 

最後に…

記事を最後までご覧いただき、ありがとうございました。

これからもモンゴルや内モンゴルのことを個人的な視点からご紹介できればと思います。

Sarana