モンゴルの草原とゲルの写真です

こんにちは、Saranaです。

今回は外食についてご紹介させていただきますが、モンゴル国と内モンゴルでは外食にどんな違いがあるのでしょうか。

 

外食の違い

モンゴル国

やっぱりモンゴルに行くからにはモンゴル料理を食べてみたいとは思いますが、ずーっと同じ所にいると違うものも食べたくなりませんか?

そんな時に助かるのが外国料理のレストランです。

首都のウランバートルには色々なお店があります。

たとえば、ロシア料理(雰囲気がおしゃれで可愛く、味も美味しい)、中華料理(台湾料理もあるとか)、欧州料理、日本料理(ラーメンも日本の表記がありました)など…なんでもあります。

おそらくどの国の外国料理も、その国の味覚に合わせているので、モンゴルにある日本料理も日本人ならちょっと物足りない感じがするかもしれません。

味はさておいて、話題作りにはちょうどいいと思います。

カフェなどで食べるデザートは普通に美味しいです。外国人が多いからかもしれません。

余談ですが…

モンゴル料理自体が素材の味を大切にしているので、そんなにも辛いものがありませんし、個人的にモンゴルで辛いものが得意な人に会ったことがなかったのですが、インド料理や韓国料理もありましたので、きっと好きな方もおられるのでしょう。

内モンゴル

内モンゴルは中国ですし漢民族が過半数ですので、当たり前かもしれませんが中国料理が圧倒的に多いです。

(中国国内ですので、中国料理は外国料理…というのは語弊があるかもしれません…。)

逆にモンゴル料理の方が少ないので、レア感があります。“蒙餐”と書いているのがモンゴル料理です。モンゴル族ではなく、漢民族が店員の場合もあります。

モンゴル自治区内にはモンゴル族だけでなく、回族と呼ばれるイスラム教徒も住んでいるので、ハラールのレストランもあります。”清真“と書かれているのがそうです。アラビア語表記もありました。

モンゴル国に対して、辛いものが得意な人が多いのが内モンゴルのモンゴル族です。知り合った人たちのほとんどが、びっくりするぐらい辛いもの好きでした。

だからか、韓国料理がすごく多いような気がします。

あとは日本料理、イタリアンなどの洋食…、けっこう何でもあります。

ちなみに日本料理のメニューには刺身もありますが、海から遠い内陸なので期待しない方がいいと思います。

「あ〜解凍したのかな〜…」って味です。

旅行で行くなら日本料理に挑戦しない方がベターです。日本人がやっている可能性がほぼゼロで、日本に行ったことがない人がやっていることも、けっこうあります。

ちなみに地元密着型、もしくは地方都市にあるデザートはあまりオススメしません。油っぽいか、甘さ控えすぎか、ショートニングのようなクリームを使っています。

長期滞在であれば、外食だけではつらいと思います。

では、現地で手に入る調味料で自炊することはできるのでしょうか?

自炊は?

はっきり言って、完璧な日本食を作ろうとするのはかなり難しいです。

味噌、出汁など、基本的に必要なものが普通に手に入らないので、日本から持って行くほうがいいかもしれません。

すごく大きなスーパーとか輸入物が売っているお店に多少の調味料が売ってはいますが、あまり期待しないほうがいいでしょう。

モンゴル国は、野菜がちょっと高めです。輸入に頼らないといけない物が中国よりも多いからかもしれません。

内モンゴルは、同自治区内で生産できる野菜の種類はそこまで豊富ではありませんが、中国の国土が広いということもあり南の作物も安く手に入るので、モンゴル国よりも安いです。

仕入れのためか、中国の国境付近の街はモンゴル国から来ている人が多いです。陸続きですし、汽車やバスで気軽に国境越えができるのも大きいです。

共通語のモンゴル語が使えるのも大きな理由ですね。方言の違いはあるようですが…。

でも中国で破格値の調味料は買わないでくださいね。地元の人も避けていますので。特に油は体のために良いものを買ってください。

 

おわりに…

個人的な視点がちょっと多かったかもしれませんが、もしこれからモンゴルに出かける予定があるなら、ぜひ参考になさってください。

家庭編についてはこちらから。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

Sarana