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第5回:先延ばしには理由がある。だから、責めなくていい
「ああ、また今日もやらなかった…」
そんなふうに、自分を責めながら一日を終えたことはありませんか?
やるべきことがあるのに、なぜか手が伸びない。気づいたらスマホを触っていて、気が重いまま夜を迎える。
先延ばし癖があると、自分に対してダメ出しばかりしてしまいます。
先延ばしは「怠け」ではなく、脳の防衛反応
実は、先延ばしをしてしまうのは意志の弱さや性格のせいではありません。
脳には「変化」や「不安」を避けようとする性質があり、それが先延ばしを生み出しているのです。
新しいこと、正体のわからないこと、結果が見えないことには、「ちょっと待って」とブレーキをかけたくなる。それはあなたの脳が、あなたを守ろうとしている証拠でもあるのです。
自分を責めても、行動は変わらない
自分を責めるほど、脳はさらにストレスを感じ、「もっと先延ばししたくなる」悪循環に陥ってしまいます。
だからこそ必要なのは、行動できない自分を「責める」ことではなく、「理解する」こと。
脳のしくみを知れば、どうすればスムーズに行動できるかが見えてきます。
無理なく動ける脳を育てよう
「やらなきゃ」と思っても動けないのは、あなたのせいではありません。
脳にやさしく、新しい習慣や行動を受け入れさせていくことで、自然に一歩が踏み出せるようになります。
『もう、がんばらなくていい』では、そうした“脳の扱い方”をやさしく解説しています。
「今度こそ変わりたい」と思っている方に、ぜひ読んでほしい1冊です。